耳鳴りと漢方についてのページです。

耳鳴りと漢方

漢方から見た耳鳴りとは?
江戸時代に盛んだった漢方医学が、明治時代には衰退していましたが、近年見直されて、再び医療に取り入れられるようになってきました。
いままでの西洋医学と併せて、漢方薬を扱う病院も増えています。西洋医学を修得し、漢方医学も理解する医師が増えつつあります。
西洋医学は部分的故障を治していきます。漢方医学は、部分的な故障の元は心や体の全体的な不調と見て治します。
耳鳴りも多くの人は原因が見つからなかったり、血圧の異常だったりと西洋医学だけでは補えない要因が出てきています。
漢方医学は血液検査や画像診断のような科学的な検査はしません。医師と患者とがコミュニケーションをとりながら診察するのが特徴です。
診断も病気の一つに的を当てて治療するのではなく、人の体質・外見と症状など総合して判断してくれます。
そうして個人個人に合ったタイプの漢方薬が処方してもらえるのです。

漢方の診察方法
望診(ぼうしん)...肌のつや、動作、精神状態を診察し、次に「舌診」と呼ばれる舌の様子をみます。舌を出し、色、表面の苔状のもの、舌に付く歯型の跡で体質を判断します。
聞診(ぶんしん)...声に力があるか、せき、呼吸音、胃やお腹の音を聞く。口臭や体臭を調べます。
問診(もんしん)...一般的な病院で行われる問診と同じです。これまでにかかったことのある病気、アレルギーの有無。そして今の症状です。
切診(せっしん)...体にふれて診察することです。脈診という両手首の脈を診て深さや速さと緊張状態を調べます。次に腹診です。漢方医学で重視されている腹診は、仰向けに寝た状態で、腹部に触れて腹部の筋肉の緊張、弾力性、動悸,つかえ感、押すと痛みがあるかを診ます。耳鳴りの症状でも腹診は行われます。体全体を良い方向に持っていくためです。

医師が五感を駆使して患者に接してくれますから安心感の強い診察ですね。
それらは四診といわれ、この診察方法によって、一人一人の症状と体に合った処方箋が作られるのです。オーダーメイドの治療法ですね。
漢方は医学的に診察するのではなく、心のあり方と体の様子とを合わせてどんな漢方薬が効果があるのかを探してくれるのです。
その手がかりを求めて診察が行われますから、コミュニケーションが大事にされます。
西洋医学的に調べて、耳鳴りの直接の病因が見つからなかったときに漢方医学の考え方が役立ちます。
心因性や自律神経失調症、高血圧や糖尿病などから来る耳鳴りは、漢方医学的診断と漢方薬処方が良いかもしれませんね。

漢方薬の耳鳴り治療>>


耳鳴りの原因 ストレスを解消する整体院